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2025年 10月 30日 【模試のルーティーンについて】担任助手1年野上(早稲田大学)

みなさんこんにちは!
最近、大学の学園祭が盛り上がる季節になってきました。
キャンパスを歩いていると、音楽や笑い声が聞こえてきて、秋の空気とともにワクワクした気分になります。
そんな11月といえば、受験生にとって大切なイベント――全国統一高校生テストの時期でもあります。
模試は自分の実力を知るチャンスであり、成績を伸ばすきっかけにもなる大切な日。
そこで今日は、僕が実践していた「模試当日のルーティーン」を紹介します。
少しでもみなさんの参考になればうれしいです!
朝の過ごし方
僕は模試当日、必ず試験が始まる45分前には会場に着くようにしていました。
「そんなに早く行っても時間を持て余しそう」と思うかもしれませんが、意外とこの時間が大事なんです。
まず、早く着くことで気持ちに余裕が生まれます。
電車の遅延や会場の場所が分からないといったトラブルも、時間に余裕があれば落ち着いて対応できますし、焦ることもありません。
もしまだ使用教室が開いていない場合でも、模試では「控え室」が用意されていることが多いです。
僕もよく控え室で軽く単語帳を眺めたり、前日にまとめたノートを見返したりしていました。
外で待つよりも静かで集中できるので、頭を試験モードに切り替えるのにちょうどいい時間です。
休み時間の過ごし方
試験と試験の間の休憩時間、みなさんはどう過ごしていますか?
僕は必ず立ち上がって歩くようにしていました。
ずっと座りっぱなしで問題を解いていると、体も頭も固まってしまいます。
休み時間に少し歩くだけで、血流がよくなって気持ちもリセットできます。
あまり解答の正否を気にしすぎると次の科目に影響が出ることもあります。
ポイントは、前の科目を引きずらずに切り替えること。 模試は「長時間の集中力」を問われるテストでもあります。
リフレッシュの時間を上手に使って、次の試験に向けて気持ちを整えましょう。
模試後の過ごし方
多くの人が「模試が終わった!やっと休める!」と思うかもしれません。
でも、実は模試が終わってからが本番です。
僕は模試が終わると、必ず校舎に戻って復習していました。
その理由はシンプルで、模試の内容を一番鮮明に覚えているのは「その日のうち」だからです。
時間が経つと、どんな問題でつまずいたのか、どんなミスをしたのかを正確に思い出せなくなります。
復習のコツは、「間違えた問題を分析すること」です。
「なんでこの選択肢を選んでしまったのか?」
「時間が足りなかったのか、知識が足りなかったのか?」
こうした振り返りをすることで、次の模試までに克服すべき課題が明確になります。
特に英語や数学は、「分かったつもり」になりやすい科目です。
解答を見て理解した気にならず、もう一度自分の力で解き直すことが大切です。
僕も、模試直後に同じ問題をもう一度解いてみることで、自分の弱点をしっかり掴むようにしていました。
僕が意識していたのは、「今日が入試本番だと思って受けること」。
持ち物、時間配分、昼食、休憩中の過ごし方――そのすべてを入試当日と同じようにしておくと、当日の緊張をかなり減らすことができます。
最後に全国統一高校生テストは、自分の現状を知るチャンスであり、今後の学習計画を立てる大切なきっかけでもあります。
点数に一喜一憂するのではなく、「どう伸ばせるか」を考える姿勢を大切にしてほしいです。
模試を受けるみなさんが、少しでも落ち着いて実力を発揮できますように。
そして、模試を通して“本番に強い自分”を育てていきましょう!







