【ラストブログ】担任助手4年安部(東京大学) | 東進ハイスクール 三軒茶屋校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 8月 15日 【ラストブログ】担任助手4年安部(東京大学)

 

こんにちは。お盆を過ぎると8月もあっという間に半分ですね。時間がたつのはとてつもなく早いものです。

ブログタイトルにもあるように、今日は私の最後のブログとなります。中途半端なタイミングですが、それは、私が留学に行くからです。

私事ですが、私は今年の9月から1年間、スイスのジュネーブ大学に交換留学に行ってきます。ジュネーブでは、専攻の国際政治の勉強に加え、数々の国際機関の本部を実際に見たり、働いている方から直接話を伺ったりして、キャリアを考えるうえで有意義な時間を過ごそうと思っています。1年で帰ってくるし、とても楽しみだとはいえ、やはり「最後の○○」を経験するたびに、しみじみしますね...

 

何はともあれ、ブログとしては最後の機会(校舎には8/31までお世話になります)なので、感謝と敬意をこめて、思いを綴りたいと思います。

担任助手になってからの東進での4年間は、貴重な人に恵まれた人生の重要なひとつの期間だったと思います。

4年間、私は毎年自分の意思で続けてきました。そのわけを話します。

最初に、私はここでこそ、今の私が他者にできる最大の貢献ができると思っているからです。それは生徒の皆さんに対してはもちろん、スタッフを含む校舎全体に対してもです。自分が持っている能力を一番活かせるのは、現時点では東進三軒茶屋校だと思っています。

次に、私は、総合値が高い人間になりたいからです。勉強ができる人、考えが恐ろしく鋭い人は大学で周りにたくさんいます。彼ら彼女らが得意なのは受験勉強に限りません。教養と呼ぶべきような深みを持っていたり、今まで誰も気づかなかったことに気づいて、そこを深ぼることができる人だったりがたくさんいます。そんな人たちに、幸運なことに恵まれています。
しかし、私はそれだけでは物足りません。一方で彼ら彼女らと、学問の世界で渡り合いつつ、他方では人の心を掴めるような、生身の心に飛び込んでいけるような人間になりたいのです。賢さに加え、人の心を動かす力を持っていたら、怖いものなしではないでしょうか。
そんな存在に、少しでも近づける気がして、東進で働いていました。

最後に、急に訪れる、小さな幸せです。正直4年間、大変なこともたくさんありました。無関係でいられたかもしれない問題の責任を負い、仕事は進まず、自分の言葉が相手に響いていない、など…。
しかし、落ち込んだ時に限って、三軒茶屋校に行くと、何か小さな良いことがおきました。些細でも、こんな気分になるために今までがあったんだと思えるような、気分の高揚です。
そんな瞬間を求めて、ずっとやって来れました。

 

長く話してきましたが、今までかかわってきた生徒の皆さん、そしてスタッフの皆さんには感謝してもしきれません。それなしでは得られなかった経験も感情も得ることができました。
確実に1年生の時よりも深い人間になれたと思います。ここまで続けられたことは皆さんのおかげであり、自分の誇りです。

 

 

受験生の皆さん。あと少しです。泣いても笑っても本番はすぐにやって来ます。奇跡は起こりません。やれることはやりきったと思って試験に臨めるように、残りの期間を大切にしてください。

 

新学年生の皆さん。人生で一度きりの高校生活を楽しみつくしてください。有限の時間を充実させてください。そのうえで、勉強もしっかりしよう。新学年のうちの成長で、大学入試はほとんど決まります。

 

一般生の皆さん。東進三軒茶屋校に入学していただいたら合格の確率が一番高くなると、私は思います。しかし、どこで勉強するにせよ、明るい将来を思い描き、そしてその夢がかなうことを祈っております。

 

何があっても前に進み続け、それぞれの場所で輝きましょう。
最高の敬意と感激を込めて、皆様にお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

担任助手4年 安部正健

 

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