こんにちは!東進ハイスクール担任助手の浅見です。
みなさん共通テスト本番レベル模試お疲れ様でした!!
模試を受けた後の行動で今後の学力の伸び方は大きく変わります。
今日は「模試の復習の大切さ」と「効果的な復習方法」についてお話しします。
1. 模試は“受けた瞬間”がスタート!
模試を受け終わると、ついそのまま答案をしまい込んでしまう人がいます。しかし、模試の本当の価値は、点数そのものではなく、
「自分の弱点を明らかにして、次の学習に活かすこと」にあります。そこで、どのようにすれば次の学習に活かせるのかについてお話ししていきます。
2. 効果的な復習の手順
(1) 解き直し
まずは模試当日にできなかった問題をもう一度解いてみましょう。時間制限がなくても正解できないなら、そもそもの理解が不足しています。逆に、時間があれば解けたなら「演習不足」や「時間配分の課題」です。この問題を解消できるように学習計画を改善しましょう。
(2) 解答解説を読み込む
ただの「答え合わせ」ではなく、「なぜ自分は間違えたのか」を徹底的に突き止めましょう。公式を忘れていたのか、読解に時間をかけすぎたのか、単語を知らなかったのか、などの原因分析をしましょう。
(3) 弱点のリストアップ
ミスをした分野をまとめておくことをお勧めします。科目ごとに「次回までに克服するべき課題リスト」を作ると、学習の優先順位が明確になります。また、このようなノートには自分の苦手分野がまとまっているので、テストの休み時間に見返すのに最適です。
(4) 次の学習につなげる
復習で見つけた弱点を、普段の勉強計画に組み込みましょう。例えば「英単語200語を反復」「計算演習10分」「古文単語を1日20語復習」など、具体的な行動に落とし込みましょう。
3.“次回の模試”を目標にしよう
模試は定期的にあります。今回の復習で見つけた課題を、次回の模試でできるようにすることが最大の目標です。このサイクルを繰り返すことで、確実に学力は積み上がっていきます。
4.まとめ
模試は単なる点数の判定ではなく、「成績を伸ばすための最高の教材」です。復習を習慣化できるかどうかが、合格への大きな分かれ道になります。ぜひ、模試を“受けて終わり”ではなく、“復習して次につなげる”ものにしてください!