【志望校の決め方 ver.1】担任助手3年松澤翠子(東京大学) | 東進ハイスクール 三軒茶屋校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 5月 23日 【志望校の決め方 ver.1】担任助手3年松澤翠子(東京大学)

みなさん、こんにちは。担任助手3年の松澤翠子です。気温が上がってきて、夏の気配を感じるようになってきましたね。

今回は、「志望校の決め方」について、私自身の経験を振り返りながら、その中で気づいたことや、今だから伝えられることをまとめてみたいと思います。

 

私は高校1年生の秋に、東京大学法学部を志望校として決めました。当時はまだ漠然と「国家公務員になれたらいいな」と思っていたくらいで、正直国家公務員も東大も無理だと思っていました。でも、将来の夢がある程度決まっていたからこそ、どんな進路がその実現に近いかを考えて調べる中で、東京大学法学部という選択肢が一番の近道だと分かりました。

理系科目の方が得意だった私にとって、文系を選択することは簡単な決断ではありませんでした。しかし、理系の仕事に就いている自分をどうしても想像できませんでした。将来どんなふうに働きたいかを思い描いたときに、「法律や制度を通じて社会に関わる仕事」に魅力を感じるようになりました。

決意のきっかけになったのは、当時私が通っていた東進ハイスクール長野校の校舎長との会話です。当時の校舎長が「この順番で、これだけの量を、こうやってやれば受かる」とプランを立ててくれました。その具体性が私に「自分にもできるかもしれない」という希望をくれました。

志望校を考えるうえで、「将来の夢に近いかどうか」だけでなく「自分に合っているかどうか」という視点も大事にしました。東大の入試問題を実際に解いてみて、「これなら自分の得意が活かせる」と感じました。論理的思考や応用力が問われるスタイルは、数学が好きだった私にとって相性がいいと感じました。また、大学全体の雰囲気にも惹かれました。高い向上心が感じられる一方で、どこか落ち着きと品のある空気が、自分にしっくりきたのを覚えています。

もし、まだ志望校が思い浮かばないという人がいれば、ぜひ大学祭やオープンキャンパスに足を運んでみてください。立地や校舎の雰囲気、人の印象など、実際に見て初めてわかることがたくさんあります。特に、地方の大学も視野に入れて調べてみると、自分の知らなかった魅力や可能性に出会えるかもしれません。

 

私がみなさんに伝えたいのは、「志望校は“行けそう”かどうかで決めるものではない」ということです。本当に大切なのは、“行きたいかどうか”です。今の自分に自信がなくても、戦略を立てて、一つずつ積み重ねていけば、道はきっと拓けます。自分が本気で目指したいと思える大学を見つけることが、受験勉強の大きな原動力になるはずです。

 

明日は、新崎さんのラストブログです。ぜひ、ご覧ください。

 

 

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